鬱病になっても人生終わりじゃない 32歳無職からの復活
こんばんは。ちょっともてたいアラフォーパパです。
題名の通り、僕は仕事がきっかけで、31歳で鬱病になりました。
当時仕事もバリバリして同い年より給料ももらって、そこそこ遊び人で、そこそこモテて、勝手に勝ち組と勘違いし、自分勝手な生活をしていた僕に、どストライクな美人が現れて、速攻一目惚れ。
当時、勢いも自信もプライドもあった、僕はその美人に猛アタックの末に、
結婚を前提に付き合うこととなり、全てを清算して、まじめにこの人と付き合っていこうと、決心した数ヶ月後、会社は民事再生で事実上の解雇。
当時の僕は、この美人と絶対に結婚すると決めていたプレッシャーと、彼女を
幸せにしたいというプレッシャーで、鬱病を発症してしまい、半年間ほぼ、
寝たきりと、もう半年間は療養の為好きなことだけをして、何も考えずに生活していました。
気づけば32歳、平日の昼間、私服で街に出ると同い年くらいの営業マンが、
ビシッとスーツを着こなし、次のアポイントが間に合うのかと時計を見て小走りに
走っている。
それを見てる僕は、平日なのに、サーフィン帰り、短パンと、ビーチサンダル、
彼と僕の間には見えないとてつもない壁があって、2度と向こうの世界には戻れないような不安で、毎日押しつぶされそうでした。
ネットで鬱病と検索すると、復帰するのに何年もかかる、とか、
復活してもまた少しのきっかけで再発するとか暗い記事ばかりで、
気分転換に外に出たり、外部の情報を見ようとすればするほど、自分の世界と
今までいた世界が遠く感じて、もう小さい頃に描いてたマイホームを建てて、
素敵な奥さんをもらって、バリバリ仕事をこなして、土日は、かわいい子供と遊ぶと
いう、小さい夢も敵わへんのかなってずっと思ってました。
けど、あれから9年。
マイホームも建てて、当時一目惚れをした美人も奥さんになってくれて(こわいけどw)、かわいい子供も2人でき、業界はガラッと変わったけど役職も最近つきました。
もし、あの時会社が民事再生にならず、普通の会社のように存続していたら、
もっと違う人生があったかも、知れへん。
もっと給料もらって、派手な生活を嫁に与えることが出来たかも知れへん。
けど、今こうして、自分の家で、さっき子供が寝付いた事を確認して、今こうしてブログを書いている。
9年前は、部屋で何ヶ月も寝込んで、よく嫁が遊びに来てくれたな。
嫁を幸せにしたいというプレッシャーで鬱になってしまったけど、
それは嫁が悪いのじゃなくて、プレッシャーに潰された自分が弱かったんかな。
けど、嫁がずっと無職になった僕のそばにずっといてくれて、どんな仕事についても
2人なら大丈夫って言ってくれてたから復活して今があるんやなって思う。
こうしてブログを書いてると当時の嫁の優しさを思い出しますね。
普段は鬼やけど、本当は優しい女の子やったよな。。
もう一度、僕も嫁に優しく接してみよう^ - ^