チーズドッグのゴミ問題、鼻からストロー、鼻からウナギ、プラスチックばかり責めたらあかんでーー!
皆さんこんばんは、ちょっとモテたいアラフォーパパです。
プラスチックのゴミ問題、以前ヒートアップしてますね。
事の発端は、皆さんご存知、この写真。
カメの鼻にプラスチックストローが刺さっている写真がSNSで拡散されました。
画像が衝撃的だったのも相まって、一気に世界中で、「脱プラスチック」の動きが
出ています。確かに亀さんには非は無い。
元々は、プラスチックストローを無くそうという動きから、マイクロプラスチックの
話しに広がり(マイクロプラスチック・分解されない微細なプラスチックが海底に浮遊し、それを海に生きる生物が食べ、体内に残ってしまう)、結果、プラスチック全体の
使用量を抑えようという動きになっています。
これには、プラスチック業界で働く僕からすると、
なぜプラスチックばかり避難を受けるのか?と思ってしまいます。
プラスチックだけがゴミを出しているわけではない
皆さんよく使っている紙容器、恐らくプラスチックなんか、止めて、紙容器に
かえればいいやんって思う人が殆どでしょうけど、こういう問題があります。
・紙容器は、水分に弱く、にじみ出てくるので、結局内側にPET(プラスチック)を
貼って、コーティングしており、更に、紙と、プラスチックの合体品の為、ゴミの
分別が余計に困難。
・紙容器は、プラスチックより生産性が悪いため、月間の生産数量が低い。
生産数量が低いとどうなるか。商品の値段が高くなる。
・紙は、もともと木材から作られています。木材を切り崩す事で、二酸化炭素が
増加し、地球温暖化につながっています。
一部、自分の植えた木で、紙容器を作る運動をしている団体もありますが、
ごくごく一部の限られた活動です。
新大久保のチーズドッグ問題
皆さんご存知、関東のコリアンタウン新大久保、西では鶴橋やろうか。
この新大久保で今人気があるのが写真のこちら、「チーズドッグ」です。
これはホットドッグのような感じで、串に刺さっていて、ソーセージじゃなくて、
チーズを具材にしていて、めちゃおいしそう!更に、この延びるチーズが、インスタ映えするとの事で、新大久保はコリアンタウン好きの人以外にも、インスタグラマーにも人気が出てきているエリアのようです。
ここで問題に
なっているのがこのチーズドッグの、ゴミ問題と、食べ歩きのマナー。
このチーズドッグ、紙容器と串がゴミとして出るわけですが、これを捨てる、ゴミ箱の
数が追い付いていない。
店の責任なので、店側も店の付近にはゴミ箱を設置するが、そもそもこのチーズドッグ、ホットドッグのように歩きながら食べれるのが売りの為、店側が、店の前だけも
綺麗にして、目を光らせても、歩きながら違うところでポイ捨てをされると、管理のしようがないようです。
これは、今の世界規模のプラスチックごみ問題にも非常に共通しているところがあり、
自分の国だけ、プラスチックの回収設備、焼却設備を整えても、他の国でその、インフラが進まないと、プラスチックごみは、捨て続けられ、世界規模でみると、プラスチックは悪のレッテルは消えないでしょう。
新大久保は、例えば店単位で、解決するのではなく町全体で、美化に取りくむ。
世界は、自分の国単位で、環境設備を整えるのではなく世界規模でインフラを整えてくのが必要だと思います。
結局、捨てれば紙もゴミも一緒。分解して、蓄積する差なのどほんのわずかです。
いかに、プラスチックも、紙も他のゴミも、分別して、焼却、リサイクルできる設備の
整備化が大切だと思いました。
この子は、謎です(笑)
ウナギも反ウナギ運動が広がり、脱ウナギで、ドジョウでも食べる話がでるのでしょうか(笑)
けど、かわいそう。。どこを見つめているんだろうか。